主な登場人物
| ジークフリート | テノール | ジークムントとジークリンデの子 |
|---|---|---|
| ブリュンヒルデ | ソプラノ | ジークフリートの妻。ヴォータンとエルダの娘 |
| アルベリヒ | バス | ニーベルング族.指環を奪う機会を探っている |
| グンター | バリトン | ギービヒ家の長男 |
| グートルーネ | ソプラノ | グンターの妹 |
| ハーゲン | バス | アルベリヒの子。グンターの異父弟 |
| ヴォークリンデ ヴェルグンデ フロースヒルデ | ソプラノ メゾソプラノ メゾソプラノ | ラインの乙女 |
| ノルン三姉妹 | ソプラノ メゾソプラノ メゾソプラノ | エルダの娘 |
| ヴォータン | バリトン | 神々の長 |
時代と場所
神話の時代、ライン川近くのギービヒ家
はじめに
このオペラは「リング・サイクル」の4番目で最後のオペラです。
第2作「ワルキューレ」ではブリュンヒルデ、第3作「ジークフリート」ではジークフリートがキーパーソンでした。
そして、このオペラ第4作目「神々の黄昏」でも重要な役割を果たしているのは悪役の「ハーゲン」です。
ハーゲンは魔法の指輪を手に入れるためなら何でもします。身内を利用し、ジークフリートを殺害する、世界のオペラで最悪の悪役です。
リヒャルト・ワーグナーは、これら4つのオペラ「リング・サイクル」を上演するために、ルートヴィヒ 2 世の豊富な資金により、バイロイトにオペラハウスを建設しました。
1876年には第1回バイロイト音楽祭が開催され、この4つのオペラ「リング・サイクル」、すなわち「ニーベルングの指環」が初演されました。
このバイロイト音楽祭は、今日でも世界で最も有名なオペラフェスティバルの1つです。
あらすじ
ジークフリートは武勲を求めて旅立つことになり、彼は妻に指環を託し、ブリュンヒルデの愛馬に乗って旅立ちました。
一方、ニーベルング族のアルベリヒは、ギービヒ族の女性との間に子供ハーゲンを作り、指環の奪還を虎視眈々と狙っていた。
第1幕
ギービヒ家の領主であるグンターは、彼の異夫弟であるハーゲンに、家族が繁栄する方法を尋ねます。
ハーゲンは、グンターがワルキューレであるブリュンヒルデと結婚するべきだと彼に助言します。
ハーゲンは記憶をなくす薬を持っており、それを使って結婚するための作戦を練るのでした。
そこに、何も知らないジークフリートがギビヒング家にやってきます。
ジークフリートはまんまと薬を飲まされ、グンターの妹であるグートルーネに結婚を申し込んでしまいます。
グンターはジークフリートに、ブリュンヒルデと結婚できるなら、ジークフリートと妹の結婚を許可すると告げます。
ジークフリートとグンターはブリュンヒルデのもとに向かい、ブリュンヒルデの指から魔法の指輪を外します。
第2幕
ギービヒ家では、ジークフリートとグートルーネ、グンターとブリュンヒルデの2つの結婚式の準備がすすめられています。
幸せな日々を忘れたジークフリートにブリュンヒルデは激怒します。
ハーゲンが彼女に、復讐してやるから、ジークフリートの弱点を教えるよう言います。
彼女はジークフリートが薬を飲まされたことは知りません。
ハーゲンに、ジークフリートを殺すには背中から攻撃するよう弱点を教えてしまいます。
第3幕
ハーゲンとジークフリートは狩りに出かけます。
ハーゲンは彼に記憶をなくす薬の解毒剤を飲ませます。
ジークフリートは記憶を取り戻します。ブリュンヒルデのことを話している隙に、ハーゲンは槍でジークフリートの背中を刺します。
弱点を突かれたジークフリートは息絶えます。
指環の取り合いでハーゲンはグンターまでも殺してしまいます。
ブリュンヒルデは3人のラインの乙女から全てのいきさつを聞かされます。
ライン川のほとりに薪を積み上げ、ブリュンヒルデはジークフリートの体に火を放ちます。
災により、ライン川が氾濫。
洪水が起こり、3人のラインの乙女が魔法の指輪を取り戻し、ハーゲンは水に飲み込まれ死んでしまいます。
炎は神々の城ヴァルハラを焼き尽くし、神々の栄光は終焉を迎えます。










