主な登場人物
| パルジファル | テノール | 無垢で愚かな純粋な若者 |
|---|---|---|
| グルネマンツ | バス | モンサルヴァート城の老騎士 |
| アムフォルタス | バリトン | モンサルヴァート城の王。聖槍と聖杯を守っている |
| ティトゥレル | バス | アムフォルタスの父。先代の王 |
| クリングゾル | バス | 魔法使い |
| クンドリー | ソプラノ | キリストを侮辱し呪われた女 |
時代と場所
中世、スペインのモンサルヴァート城
はじめに
「パルジファル」はワーグナーの最後の作品です。
ワーグナーは「パルジファル」を「舞台奉献のための祝祭劇」と名付けました。
実は、ストーリーはとてもシンプルです。
純真な青年「パルジファル」が、闇の魔術師・クリングソルから聖槍を奪還するという物語です。
先ずは、第1幕の前奏曲を繰り返し聞くことをお勧めします。
この前奏曲には、いくつかの重要な「ライトモティーフ」が使われおり、作品を理解するのに大事な要素になっています。
ですから、前奏曲をよく聞いてください。
フランスの有名な作曲家クロード・ドビュッシーもこの「パルジファル」を絶賛したそうです。
あらすじ
ジークフリートは武勲を求めて旅立つことになり、彼は妻に指環を託し、ブリュンヒルデの愛馬に乗って旅立ちました。
一方、ニーベルング族のアルベリヒは、ギービヒ族の女性との間に子供ハーゲンを作り、指環の奪還を虎視眈々と狙っていた。
第1幕
ギービヒ家の領主であるグンターは、彼の異夫弟であるハーゲンに、家族が繁栄する方法を尋ねます。
ハーゲンは、グンターがワルキューレであるブリュンヒルデと結婚するべきだと彼に助言します。
ハーゲンは記憶をなくす薬を持っており、それを使って結婚するための作戦を練るのでした。
そこに、何も知らないジークフリートがギビヒング家にやってきます。
ジークフリートはまんまと薬を飲まされ、グンターの妹であるグートルーネに結婚を申し込んでしまいます。
グンターはジークフリートに、ブリュンヒルデと結婚できるなら、ジークフリートと妹の結婚を許可すると告げます。
ジークフリートとグンターはブリュンヒルデのもとに向かい、ブリュンヒルデの指から魔法の指輪を外します。
第2幕
ギービヒ家では、ジークフリートとグートルーネ、グンターとブリュンヒルデの2つの結婚式の準備がすすめられています。
幸せな日々を忘れたジークフリートにブリュンヒルデは激怒します。
ハーゲンが彼女に、復讐してやるから、ジークフリートの弱点を教えるよう言います。
彼女はジークフリートが薬を飲まされたことは知りません。
ハーゲンに、ジークフリートを殺すには背中から攻撃するよう弱点を教えてしまいます。
第3幕
ハーゲンとジークフリートは狩りに出かけます。
ハーゲンは彼に記憶をなくす薬の解毒剤を飲ませます。
ジークフリートは記憶を取り戻します。ブリュンヒルデのことを話している隙に、ハーゲンは槍でジークフリートの背中を刺します。
弱点を突かれたジークフリートは息絶えます。
指環の取り合いでハーゲンはグンターまでも殺してしまいます。
ブリュンヒルデは3人のラインの乙女から全てのいきさつを聞かされます。
ライン川のほとりに薪を積み上げ、ブリュンヒルデはジークフリートの体に火を放ちます。
災により、ライン川が氾濫。
洪水が起こり、3人のラインの乙女が魔法の指輪を取り戻し、ハーゲンは水に飲み込まれ死んでしまいます。
炎は神々の城ヴァルハラを焼き尽くし、神々の栄光は終焉を迎えます。










