主な登場人物
| ヴィオレッタ | ソプラノ | パリのクルチザンヌ(高級娼婦) |
|---|---|---|
| アルフレード | テノール | 田舎育ちの御坊ちゃま |
| ジェルモン | バリトン | アルフレードの父親 |
| フローラ | メゾソプラノ | クルチザンヌ(高級娼婦)仲間 |
| ガストン公爵 | テノール | アルフレードの友人 |
時代と場所
18世紀初頭、パリ
はじめに
このオペラ「椿姫」は、アレクサンドロ・デュマ・フェスの戯曲「椿の花の貴婦人」をヴェルディがオペラ化したもので、世界で最も有名なオペラと言っても過言ではないでしょう。
しかし、そんな椿姫も1853年のフェニーチェ劇場での世界初演は失敗に終わりました。
これが失敗に終わったのは、主役のヴィオレッタ役の歌手が太りすぎていたなどいくつか要因があったようです。
物語は第1幕の豪華なシーンで始まります。
パリのファッショナブルなパリのサロンで絢爛豪華なパーティーがあります。
第2幕では真実の愛を得た幸せな生活を送っています。しかし、それも長くは続きません。
そして、第3幕ではヴィオレッタは切なく、悲劇的な最期を迎えてしまいます。
音楽だけでなく、ストーリーの質もたいへん優れているオペラ初心者の方にオススメの作品です。
あらすじ
第1幕
時は19世紀半ば。
パリで最も人気のある高級娼婦であるヴィオレッタの館で盛大なパーティーが開かれています。
このパーティーに以前からヴォレッタに好意を寄せているアルフレードという青年がやってきました。
友人のガストン公爵に紹介され、歌で渾身の愛のメッセージを伝えようとします。
職業柄、これまで、真実の愛に巡り合ったことのなかったヴィオレッタは、純粋なアルフレードの告白にとても戸惑います。
第2幕
ヴィオレッタは絢爛豪華な都会の暮らしを捨て、パリ郊外でアルフレードと二人だけで平和に暮らしていました。
しかも、ヴィオレッタのお金で...
ある日、アルフレードの留守中にヴィオレッタの元にアルフレードの父ジェルモンが訪ねてきます。
ヴィオレッタにアルフレードと別れるよう説得するためです。
ジェルモンは、彼女の過去の職業のために、自分の娘(アルフレードの妹)の結婚に支障があると思っています。
ヴィオレッタは悲しみに暮れるが、彼氏と別れることを決意します。彼女はアルフレードに真実を告げずに家を出ます。
何も知らないアルフレードは、彼女への信頼を裏切られたことに腹を立てます。
ヴィオレッタはパリの社交界に戻るしかありません。
その夜も、かつてのパトロンである男爵を伴って現れます。
アルフレードは彼女を追いかけ、パーティーに到着します。
彼はすべてのゲストの前で彼女について声を荒げて非難します。
ヴィオレッタは心から傷ついてしまいます。
そこに、ジェルモンも現れ、真実を知らずにヴィオレッタを侮辱するアルフレードを窘め、説教をします。
アルフレードは自分のしたことを後悔しますが、それは後の祭りです。
第3幕
数か月後、ヴィオレッタは一人でベッドに横になります。患っていたの肺病が悪化していたのです。
彼女は今、死が近づいていることに真剣に取り組んでいます。
父親から真実を聞き、アルフレードは彼女のもとに駆けつけます。そして、彼女に許しを請います。
ジェルモンも駆けつけ、自分のしたことを悔いて詫びました。
二人はもう一度一緒に暮らすことを誓いますが、時は既に遅く、ヴィオレッタはアルフレードと過ごした時間を思い出しながら息を引き取るのでした。










