主な登場人物
| カルメン | メゾソプラノ | ジプシーの女 |
|---|---|---|
| ドン・ホセ | テノール | 衛兵の伍長 |
| エスカミーりょ | バリトン | 闘牛士 |
| ミカエラ | ソプラノ | ホセの幼な馴染み |
時代と場所
19世紀 スペイン・セビリャ
はじめに
このオペラ「カルメン」は、プロスペル・メリメの原作「カルメン」をオペラ化した、ビゼーのヒット作です。
カルメンの初演は、劇場のスタッフとのトラブルで失敗に終わり、その後、ビゼーは37歳の若さでこの世を去ってしまいます。しかし、ビゼーの友人のエルネスト・ギローがこのオペラを再編し、大成功を収めることになりました。
あらすじ
第1幕
1820年頃、スペインのセビリャのたばこ工場。大勢の女性が働いている中で、若い男子に人気のあるジプシーのカルメン。
「ハバネラ」を歌い、若者たちを魅了しています。
しかし、衛兵であるドン・ホセは彼女に興味がないのか見向きもしません。
カルメンは胸につけていた花を挑発的に彼に投げつけ、その場を去ります。
たばこ工場にでは仕事に戻った女性たちが喧嘩をしています。
悪いのはカルメンで、彼女は逮捕されてしまいます。
しかし、カルメンは警備をしていたホセを誘惑し、拘束を解かせて逃げてしまいます。
第2幕
カルメンを逃がした罪でホセは投獄されいました。
1ヶ月後に釈放されると、彼は居酒屋に彼女に会いに行きます。
ホセはカルメンから投げられた花を手に、自分の想いを告げます。
カルメンは、ホセに兵役に戻るのではなく、自分と一緒にいて欲しいと求めます。
ホセは迷いましたが、彼女と一緒にジプシーの仲間となる羽目になりました。
第3幕
カルメンのグループの仲間は実は密輸業者でした。
ホセは自分の選択を後悔しています。
カルメンはそんなホセに愛想を尽かし、今では闘牛士のエスカミーリョに恋をしています。
そこへホセの幼馴染ミカエラが訪ねてきて、彼の母親が重病であることを彼に知らせます。
ホセは故郷に帰ることにしました。
翌月、闘牛場の前の広場で、既にカルメンの新たな恋人であるエスカミーリョが闘牛場に現れます。
彼は颯爽とアリーナに入り、カルメンは広場に残り、そこにホセが現れます。
ホセはカルメンに自分と一緒にやりなおそうと説得しますが、彼女はあっさり断ります。
それでも食い下がるホセを見て、カルメンはホセがかつて彼女に送った指輪を投げ捨てました。
それを見たホセは短剣で彼女を刺し殺し、彼は自分のしてしまった行動に唖然と立ちすくむのでした。










